SJMのコンテナ殺菌洗浄機が「微酸性電解水」にこだわる理由
- UPDATE
- 2019/03/01
SJMのコンテナ殺菌洗浄機の最大の特徴は、微酸性電解水を使ってコンテナのすすぎを行っていることです。この微酸性電解水ですすぎを行うことで、従来のコンテナ洗浄機では実現できないメリットを生み出すことに成功しています。今回は、SJMのコンテナ殺菌洗浄機が微酸性電解水にこだわる理由についてご説明していきます。
そもそも微酸性電解水とは?
微酸性電解水(微酸性電解次亜塩素酸水)は、水のように使える安全な殺菌水です。無色透明でほぼ無臭。
水道水とほとんど変わりません。微酸性電解水は強力な殺菌力を持ち、細菌、カビ、酵母、ウイルスなどほとんどの微生物に効果があります。
微酸性電解水の特徴
・何よりも優れた殺菌力
微酸性電解水の殺菌効果は、カビや一般細菌、大腸菌O111・O157、サルモネラ菌、インフルエンザウイルスにも効果が認められています。また、アルコールでは効果の少ないノロウイルスにも有効です。
・優れた殺菌力なのに食品添加物に指定されるほど安全
微酸性電解水は食品添加物の殺菌料にも指定されているほど安全性が高く、目に入れても、飲み込んでも危険はありません。
また、人間の皮膚のpH(ペーハー)が4.5~6.0の弱酸性であるのに対し、微酸性電解水のpHは5.0~6.5。肌に触れてもまったく問題はありません。
・優れた殺菌力なのに塩素臭が少ない
微酸性電解水は、有効塩素濃度が10~80ppmなので塩素臭が少なく、通常は使用後のすすぎは必要としません。
殺菌処理で塩素が消費されると普通の水になるため、大量に使用しても排水によって環境に負荷をかけることがありません。
SJMのコンテナ殺菌洗浄機と従来のコンテナ洗浄機の違い
従来のコンテナ洗浄機とSJMのコンテナ殺菌洗浄機の決定的な違いは、「すすぎの方法」です。
SJMのコンテナ殺菌洗浄機は、強力な殺菌力を持つ微酸性電解水ですすぎを行っており、洗浄と殺菌を1台で実行できるのが最大のアドバンテージです。
従来のコンテナ洗浄機は、高温水ですすぐことで除菌を行っていました。しかし、「高温に耐える菌には効果が少ない」という欠点があるため、洗浄をした後に別途、殺菌処理をする必要がありました。一方で、SJMのコンテナ殺菌洗浄機なら、優れた殺菌効果を持つ微酸性電解水ですすぎを行うため、高温水でのすすぎのように、別途、殺菌処理をする必要がありません。
また、従来のコンテナ洗浄機では、高温に耐えられない洗浄物は十分な除菌・洗浄ができませんでした。一方で、SJMのコンテナ殺菌洗浄機で使う微酸性電解水は40~50℃ほどなので、高温に耐えられない洗浄物の洗浄・殺菌も可能です。
まとめ
「食の安全」が叫ばれる昨今、食品関連業者に対する消費者の目は厳しくなるばかりです。食品関連工場では、食中毒など食品の汚染事故は絶対に避けなければいけません。微酸性電解水を使ったSJMのコンテナ殺菌洗浄機は、食品関連工場の衛生管理に大きく寄与します。ご興味のある方は、宜しければ製品紹介ページをご覧ください。